変換効率とは、あるエネルギーを別の形のエネルギーに変えるときの「効率」のことを言います。

高校生なら、バッテリーを使って電気を作る実験や、光を電気に変える実験をしたことがあるかもしれませんね。このとき、どれだけのエネルギーが無駄にならずに目的のエネルギーに変わるかを示すのが「変換効率」です。

ソーラーパネルの場合、変換効率は「太陽の光をどれだけ効率よく電気エネルギーに変えられるか」という意味になります。

例えば、変換効率が20%のソーラーパネルがあったら、太陽の光のうちの20%が電気に変わるということになります。残りの80%は、変わらないままで、あるいは他の形(熱など)で失われてしまいます。

変換効率が高いほど、同じ面積のソーラーパネルから多くの電気を得ることができます。だから、変換効率はソーラーパネルを選ぶときの大切なポイントの一つとなります。