「オフグリッド」っていう言葉、ちょっとカッコいい感じがしますよね。この「オフ」は「切り離された」という意味。では、何から切り離されたのでしょうか?
さっきの「グリッド」とは、電力会社が運営する大きな電気のネットワークのことでしたよね。じゃあ、「オフグリッド」はこのグリッドから独立した、つまり接続されていない状態を指します。
具体的には、太陽電池や風力発電などで自分たちの使う電気を全部自分で作って、それだけで生活することを言います。もし電気が足りなくなったら、バッテリーから補うようにするのです。
想像してみてください。山の中や人里離れた場所で、電気の線が全く通っていないところ。そんなところでも、太陽電池や風力発電機を設置することで、自給自足の生活が可能になるのが「オフグリッド」です。
まるで冒険家のような、独立した生活。でも、技術が進んできた今、都市部でもオフグリッドのスタイルを選ぶ人が増えてきています。