「方位角」とは、ある場所から見たときの物体の方向を示す角度のことを言います。具体的には、真北を0度(または360度)として、時計回りにどれだけの角度で物体が位置しているかを示します。
例えば、真東は90度、真南は180度、真西は270度となります。
ソーラーパネルの文脈で考えると、この「方位角」はパネルがどの方向を向いているかを示す重要な指標になります。なぜなら、太陽の位置とソーラーパネルの方向によって発電の効率が変わるからです。
簡単に言うと、ソーラーパネルの「方位角」が太陽の光を最も受けやすい方向に合わせて設置されていると、より多くの電気を発電することができます。
高校生のみなさんがコンパスを使った経験があれば、それと同じように、北、南、東、西を示す角度として「方位角」を理解していただければと思います。