STCとは、ソーラーパネルの性能を比べるための標準試験条件のこと。英語のStandard Test Conditionsの略です。

定格100Wでも、屋外で100Wに届かないのはSTCが基準だから

ソーラーパネルの定格出力は、多くがSTCで測られています。STCは製品同士を同じ物差しで比べるための条件で、実際の屋外環境そのものではありません。

そのため、定格100Wのパネルでも、実際に使うと100Wに届かないことがあります。故障ではなく、測る条件が違うため。そう理解しておくと、数値に振り回されにくくなります。

仕様表では「STC」「標準試験条件」の表記を探す

製品ページや仕様表では、次の表記を探します。

  • STC
  • 標準試験条件
  • Standard Test Conditions
  • 定格出力
  • 最大出力

製品によっては、STCのほかにNOCTやBNPIといった条件が併記されていることもあります。

実際の発電量は、STC以外の条件も含めて見積もる

STCは、あくまで比較のための条件。実際の発電量を見積もるときは、パネル温度、日射、角度、影、ケーブル損失、ポータブル電源側の入力制限も考えます。

定格WはSTCでの目安で、屋外でいつもそのW数が出るわけではありません。