定格Wより発電量が少なくても、それだけで故障とは判断できません。ソーラーパネルの定格出力は、標準試験条件で測った比較用の数値だからです。

屋外では、日射量、太陽の角度、影、雲、パネル温度、ケーブルや接触の状態によって、入力Wが変わります。

晴れていても、角度・影・温度で出力は落ちる

晴れていても、パネルが太陽に正対していなければ発電量は落ちます。少しの影でも、パネル全体の出力に影響することがあります。

夏場のようにパネル温度が高い日は、条件がよく見えても出力が伸びにくいものです。

切り分けの手順:最短構成 → 設置状態 → 入力条件

まず、パネル1枚、最短ケーブル、変換を最小にした構成へ戻します。次に、影、角度、汚れ、接続部のゆるみを確認します。

そのうえで、ポータブル電源のソーラー入力が電圧範囲内に入っているか、最大入力電流や最大入力電力の条件に合っているかを確かめます。

定格Wは、いつも出る数値ではなく比べるための基準

100Wパネルで常に100W、200Wパネルで常に200Wが出るわけではありません。定格Wは、パネルの能力を比べるための基準として見ておくのがいいでしょう。

とはいえ、発電量が極端に低いなら、天候だけのせいにはできません。接続部、変換ケーブル、ポータブル電源側の入力制限も疑ってみてください。