TOPCon(N型)とは、N型シリコンセルをベースにした高効率系の太陽電池セル技術です。TOPConはTunnel Oxide Passivated Contactの略。ざっくりいえば、セルから電気を取り出すときの損失を減らす構造を持った技術です。
ポータブルソーラーパネルの商品ページでは、TOPCon、TOPCON、N型TOPConなどと表記されています。
セル効率が高いほど、同じ出力でも軽く小さくしやすい
TOPCon(N型)は、高い変換効率をうたうソーラーパネルで見かける技術です。同じ100Wクラスでも、セル効率が高いほど、パネルの面積や重量を抑えやすくなります。
また、N型セルはP型セルより光による初期劣化の影響を受けにくいとされます。そのため、長期使用を意識した製品で採用理由に挙げられることがあります。
TOPConだから安全につなげる、という意味ではない
TOPConかどうかは、発電効率やパネル設計に関わる要素です。一方で、ポータブル電源に接続できるかどうかは、セル技術だけでは判断できません。
接続時に見るべきなのは、開放電圧、短絡電流、最大動作電圧、最大動作電流、出力端子。TOPConという表記は、そのどれも示していません。
製品ページでは「セルタイプ」「変換効率」の近くに出てくる
TOPCon(N型)は、製品ページや仕様表の次のような場所に出てきます。
- セルタイプ
- セル技術
- 変換効率
- 製品特徴
- 発電性能の説明
接続を確かめるときは、あわせて次の数値を確認します。
- 開放電圧
- 短絡電流
- 最大動作電圧
- 最大動作電流
- 出力コネクタ
「TOPConだから良い」と一つの要素で選ばない
TOPCon(N型)という表記は、発電効率やセル構造の説明です。端子の形状、電圧、電流、直列・並列接続の可否を示すものではありません。
製品を選ぶときは、重量、サイズ、端子、つなぐポータブル電源との相性まで含めて確認したいところです。
この用語に関連する製品は、ページ下部の関連製品に表示されます。同じTOPConでも出力端子や開放電圧は製品ごとに違うので、個別ページの仕様メモもあわせて見てみてください。