電圧と電流をかけ合わせると、電力の目安になります。ソーラーパネルでは、この電圧と電流の両方を確認する必要があります。

電圧は電気を押し出す強さで、高い電圧ほど強く押すイメージを示した図。
電圧は、電気を押し出す強さのように考えるとイメージしやすくなります。

電圧 × 電流 = 電力。20V・5Aなら約100W

電力は、次の式で考えます。

電圧 × 電流 = 電力

20Vで5Aなら、電力は約100Wです。

ただし、仕様表には開放電圧、短絡電流、最大出力動作電圧、最大出力動作電流など、状態の違う数値が並んでいます。どの状態の値を見ているのか。これを分けて考えることが大切です。

つなげるかどうかは、電圧と電流を別々に確かめる

ポータブル電源に接続できるかは、電力だけでは判断できません。

まず、パネルの電圧がポータブル電源の入力電圧範囲に収まるかを確認します。次に、パネル側の電流が、ポータブル電源の最大入力電流に対して無理がないかを確認します。

電流は流れる電気の量で、多い電流ほどたくさん流れるイメージを示した図。
電流は、実際に流れる電気の量として見ると整理しやすくなります。

直列では電圧、並列では電流が増える

直列接続では電圧が、並列接続では電流が足し合わされます。そのため、直列なら入力電圧範囲の上限、並列なら最大入力電流を特に注意して見ます。

直列接続では電圧が増え、並列接続では電流が増えることと、接続前に入力上限を確認することをまとめた図。
直列は電圧、並列は電流が増えます。接続前にポータブル電源の入力上限を確認します。

同じ100Wでも、電圧と電流の組み合わせは製品ごとに違う

定格出力が同じパネルでも、電圧と電流の組み合わせは製品によって異なります。「100W」の表記だけで判断せず、Voc、Isc、Vmp、Impといった仕様も確認しておきましょう。

電力は目安として便利な数字です。ただ、安全な組み合わせかどうかは、入力電圧範囲と最大入力電流をそれぞれ確認して判断します。