電圧を上げたいなら直列、電流を増やしたいなら並列。これが基本の選び方です。どちらが合うかは、ソーラーパネルの仕様と、ポータブル電源の入力仕様で決まります。
動画で見る:直列と並列のつなぎ方の違い
直列接続と並列接続は、言葉だけより、実際のつなぎ方を見るほうが違いをつかみやすくなります。
1枚では電圧が足りないなら、直列が候補
ポータブル電源の入力電圧範囲に対して、1枚のパネルでは電圧が低い。そんな場合は、直列接続が候補になります。ただし、開放電圧の合計が入力上限を超えないかは必ず確認してください。
電圧は足りていて入力を増やしたいなら、並列が候補
電圧は足りていて、入力電流や発電入力を増やしたい場合は、並列接続が候補です。こちらは、最大入力電流を超えないかを確認します。ケーブルやコネクタの許容電流も見ておきます。
選ぶ前の確認順:入力電圧範囲 → Voc合計 → 電流合計
まず、ポータブル電源の入力電圧範囲を確認します。次に、パネルの開放電圧を直列枚数分で見積もります。最後に、短絡電流や最大出力動作電流を見て、並列時の電流が最大入力電流に対して無理がないかを確かめます。
直並列は後回し。まずはどちらか一方で成立する構成から
直列と並列を組み合わせる「直並列」もありますが、確認する項目が一気に増えます。
まずは同じ型番のパネルを使い、直列か並列のどちらかで安全に成立する構成から考えるほうが、判断しやすいでしょう。