Voc、Vmp、Isc、Impは、ソーラーパネルの仕様表でよく出てくる記号です。まずは、電圧の項目と電流の項目に分けて見るとわかりやすくなります。
| 記号 | 日本語の意味 | 見る場面 |
|---|---|---|
| Voc | 開放電圧 | 入力電圧範囲の上限、直列接続 |
| Vmp | 最大出力動作電圧 | 発電中の電圧、出力Wの目安 |
| Isc | 短絡電流 | 電流側の安全確認、並列接続 |
| Imp | 最大出力動作電流 | 発電中の電流、出力Wの目安 |
電圧はVocとVmp。上限の確認にはVocを使う
Vocは、パネルに何もつないでいない状態の電圧。Vmpは、実際に発電して電力を取り出しているときの電圧です。一般的には、VocのほうがVmpより高くなります。
ポータブル電源の入力上限を超えないか確かめるときは、Vmpではなく、より高いVocを基準にします。直列接続では、このVocが枚数分だけ足し合わされます。
電流はIscとImp。安全側に見るならIscも無視しない
Iscは、出力端子を短絡した状態で流れる電流。Impは、最大出力付近で発電しているときの電流です。
実際の発電に近い目安はImpですが、安全側に確認するならIscも無視しないほうがいいでしょう。並列接続では電流が足し合わされるため、IscやImpを枚数分で見積もります。
W数は、VmpとImpをかけた値が目安
ソーラーパネルの定格出力は、ざっくり次のように考えられます。
Vmp × Imp = 最大出力の目安
Vmpが20V、Impが5Aなら、20V × 5Aで約100Wです。
ただ、これは接続できるかを決める唯一の条件ではありません。接続できるかは、まずVocが入力電圧範囲に収まるか。次に、IscやImpが最大入力電流やケーブルの許容電流に対して無理がないか。この順で確認します。