AFERIYのソーラーパネルは、ポータブル電源側の入力仕様に合えば接続できる場合があります。ただし、「AFERIYだから使える」「同じ200Wだから大丈夫」「MC4があるからつなげる」とは判断しません。確認する順番は、電圧、電流、電力、端子、保証条件です。

400Wモデルは電流が大きく、1ポートあたりの電流上限を超えやすい点に注意が必要です。

このページについて:レビューではなく、接続前の確認メモ

このページは、AFERIYソーラーパネルのレビューではありません。Powerbanksに寄せられた接続相談と、公式仕様に書かれた数値をもとに、接続前に見るポイントを整理したアーカイブです。

型番で検索してたどり着いた方が、自分のポータブル電源の仕様と照らし合わせられるように残しています。

まず、電源側とパネル側の仕様をそろえる

ポータブル電源側では、ソーラー入力の仕様を確認します。

  • 入力電圧範囲
  • 最大入力電流
  • 最大入力電力
  • 1ポートあたりの上限
  • 複数ポート合計の上限
  • 入力端子の形状

ソーラーパネル側では、次の仕様を確認します。

  • 最大出力
  • 最大電力時の電圧
  • 最大電力時の電流
  • 開放電圧
  • 短絡電流
  • 出力コネクタ

この順番で見ていけば、Jackery、Anker、EcoFlowなど、メーカーが違うポータブル電源でも判断しやすくなります。

AF-S200A1:約20V・約10Aのパネルとして、入力範囲と電流上限を見る

AFERIY Japanの公式ページでは、AFERIY AF-S200A1ソーラーパネル 200Wの仕様として、次の値が記載されています。

項目公称値
最大出力200W
出力電圧19.8V
出力電流10.1A
出力コネクタMC4コネクタコード付属

このパネルをつなぐなら、まずポータブル電源が20V前後のソーラー入力に対応しているかを確認します。次に、10A前後の電流に対して、入力電流の上限に無理がないかを見ます。

ポータブル電源側の端子がXT60、DC8020、DC7909などなら、MC4からその端子へ変換するケーブルが必要です。

AF-S400A1:電圧は範囲内でも、電流が1ポートの上限を超えやすい

AFERIY AF-S400A1ソーラーパネル 400Wは、200Wモデルより電流が大きくなります。AFERIY Japanの公式ページに記載されたAF-S400の仕様は、次のとおりです。

項目公称値
定格電力400W
最大電力時の電圧26.4V
最大電力時の電流15.15A
開路電圧30.6V
短絡電流18.2A

電圧はポータブル電源の入力範囲に収まっていても、電流が1ポートあたりの上限を超えることがあります。

「最大ソーラー入力400W」と書かれたポータブル電源でも、1ポートに400W分を入れられるとは限りません。2ポート合計で400W、1ポートあたりは12Aまで、という仕様もあります。400Wパネルでは、最大入力電力だけでなく、最大入力電流とポートごとの上限を必ず確認してください。

必要になりやすいケーブル:MC4から電源側の端子へ

AFERIYのパネル側はMC4なので、ポータブル電源の入力端子に合わせて変換ケーブルを選びます。よくある組み合わせは、次のようなものです。

  • MC4からXT60
  • MC4からDC8020
  • MC4からDC7909
  • MC4から複数端子へ変換するアダプター

AFERIY公式の4 in 1 MC4コネクタは、XT60、XT90、DC5521、Andersonに対応すると案内されています。

ただ、変換ケーブルは端子の形を合わせるためのものです。電圧や電流を安全な範囲に変えてくれる機器ではありません。

延長するなら、MC4延長で距離を稼いでから変換する

ベランダや庭にパネルを置き、室内のポータブル電源まで距離があるなら、MC4延長ケーブルを使う方法があります。考えやすいのは、次の順番です。

ソーラーパネルのMC4 → MC4延長ケーブル → MC4変換ケーブル → ポータブル電源

長い変換ケーブルを探すより、MC4延長ケーブルで距離を伸ばし、最後にポータブル電源側の端子へ変換するほうが選びやすいことがあります。ただし、ケーブルが長くなるほど損失は増えます。電流が大きい構成では、細すぎるケーブルや接触不良にも気をつけましょう。

動くことと、保証対象になることは別

メーカー違いのパネルを使う場合、動作することと保証の対象になることは別の話です。ポータブル電源メーカーによっては、純正以外のソーラーパネルや変換ケーブルを使った故障を、保証の対象外とする場合があります。

災害用や長期利用を考えているなら、接続できるかだけでなく、保証条件も確認しておくと安心です。

最終判断:200Wは入力範囲、400Wは1ポートの電流上限が分かれ目

AF-S200A1なら、約20V・約10A前後のパネルとして、入力電圧範囲と最大入力電流に収まるかを確認します。

AF-S400A1は電流が大きいため、最大ソーラー入力Wではなく、1ポートあたりの最大入力電流が判断の分かれ目になります。仕様が合うことを確かめてから、最後にMC4からポータブル電源側の端子へ変換するケーブルを選んでください。

確認した公式情報